こんにちは、Jおっさんです。
タイ田舎生活をしていると
日本の八百万の神との共通点が
ある事を感じました。
それは、タイ田舎での農業生活で
タイ人家族の自然信仰から
分かりましたよ。
祠にお供え物をしたり、
お酒を田畑にあげたりします。
昔の日本の農家のようです。
では、体験談から共通点を
紹介します。
気持ちをらく~~に
読んで見て下さい。
タイの自然信仰とは
タイの自然信仰とはタイに仏教が
伝わる前から、タイ族が信仰して
いました。
簡単に説明すると、自然には
いろんな精霊や神様が居ると
考え信仰していましたよ。
自然の具合により、豊作だったり
不作だったりしますよ。
なので、祠や大地、樹木、川、
海などに、お供え物をして
豊作や子宝、無病息災、
家内安全などを、祈願します。
上記のように、自然以外にも
目に見えない抽象的な事にも
精霊が居るとされていますよ。
なので、自然信仰を精霊信仰
とも言います。
では、どのような精霊がいるのか
下記に書きますね。
- 山の神様
- 樹霊
- 水神
- 穀物神
- 水源霊
- 浮遊霊
- 先祖霊
- 英雄霊
- 家霊
- 村霊
- 守護霊
- 国守護霊
タイの自然信仰では、
以上の様な精霊がいます。
では、日本の八百万の神は
どのような神様がいるのか
下記に書きますね。
日本の八百万の神
では、日本の八百万の神の
紹介をします。
と言っても紹介しきれません(笑)
その意味は『八百』とは数が多い
という意味ですね。
(万)よろずは「よろず屋」と
言うぐらい、なんにでも神様が
いると言う事です。
多少ですが、下記に八百万の神様
を紹介します。
- 山の神様
- 海の神様
- 川の神様
- 田畑の神様
- 家の神様
- 火の神様
- 雨の神様
- 風の神様
- 雷の神様
- 祖霊神
- 思考、災いなど観念神
- 昔の指導者や有力者の神様
上記の他に自然やその他、物に
神様が居るのが八百万の神です。
では、下記にタイの自然信仰と
日本の八百万の神の共通点を
書きます。
タイ自然信仰と八百万の神の共通点
(タイの樹木の精霊を祀っている写真)
上記を読んで見ると、
もうお分かりだと思います。
そうですね、
自然の神様がいる事が同じです。
それと、自然以外の先祖や英雄
などの霊、抽象的な観念の観念神
も同じですね。
上記に共通点の神様や精霊を
紹介しました。
その他にまだ、タイの自然信仰と
八百万の神での信仰で、
共通点があります。
では、下記に紹介します。
- 祠や自然にお供え物をする
- 教義が無い
- 経典が無い
上記がタイの自然信仰と八百万の
神の信仰と似ています。
では、下記にタイ田舎生活からの
経験談を紹介しますね。
タイ田舎生活の自然信仰で知る日本の精神【経験談】
私は、日本で長いこと、
サラリーマンをしていました。
子供の時から、資本主義の教育を
受け、物質社会の競争に
どっぷりでしたよ。
私は、50歳を過ぎタイに
移住をします。
縁あってタイ人彼女ができ
バンコクとタイ田舎生活をして
いますよ。
タイにも日本のように
祠があり、タイ人は熱心に
拝んでいます。
タイに来た最初の頃は拝んでいる
のも、形式や習慣ぐらいだと
思っていました。
しかし、タイ人彼女のタイ田舎
生活で自然信仰を信じる様に
なりましたよ。
タイ田舎生活では、農業をして
います。
家の周りには、何もありません。
コンビニエンスストアなどの
お店はありませんよ。
夜は真っ暗で家族だけです。
夜の虫の音やカエルが鳴いて
います。
田んぼや沼には、
ホタルが飛んでいますよ。
蚊取り線香を炊き、蚊帳で寝ます
農家の朝は早く、
農作業に出かけます。
田畑にはカエルや魚がいて、
それを狙って鳥やヘビがやって
来ますよ。
農作業と自然のサイクルが
共存共栄をしています。
良いバランスです。
しかし、時には嵐が来て家の
屋根が飛んでしまう事もあり
ました。
気候の変動で、農作物に影響が
出る事もあります。
人も体調が悪く成る時も
ありますよ。
自分たち家族以外にも、見えない
力が有る事を、タイ人家族は
信じています。
なので、人は自分の力だけで
生きているのではない事を
知っていますよ。
生かされている事を大切に
思っています。
それが、タイの原始信仰の
自然信仰です。
日本でも昔は、山や海、
田畑で仕事をする方は、お酒や
食べ物、などを自分たちが食べる
前に先にお供えをしていました。
祀っている祠などにも
お供え物します。
タイでも同じです。
祠にお供え物をします。
農家では、作物が収穫出来たら
お供えをしますよ。
美味しい頂き物を貰ったりしたら
先に家の土地神様に、自分たちが
食べる前にお供えをします。
日本の古くから伝わる、精神を
タイの田舎の自然信仰から
思い出しましたよ。
私は生まれた時から、資本主義の
競争社会の戦後教育を受けて
来ました。
我先に頂く、我先に勝つ、
我先に先に行くなど
我先に競争で勝ち上位を
目指してきました。
そしていろんな物を、消費します
物質しかり、精神までも消費
しました。
立ち止まる事も無く、
これで良いのか、悪いのかなど
考えもしません。
眼中に全く有りませんね。
自分の本意では無くても、
ひたすら、我先に突き進んで
いきましたよ。
しかし、タイの田舎でタイ人家族
から自然信仰を知り、
日本の精神を思い出しました。
タイ人家族は、仏教徒ですが
自然信仰も普通に信仰しています
精霊をなんの疑いもなく
居ると思っていますね。
なので、私にわざわざ自然信仰の
自然の精霊を信じろとは
言いません。
人は、みんな精霊がいる事を
知っているのが当たり前だと
思っています。
タイの田舎の空から雨が降って
来ましたよ。
この無数の雨粒、一粒一粒に
精霊がいます。
雨水が大地にしみ込んで
いきますよ。
植物は育ち、亡くなったものは
土が分解をしていきます。
何かが何かの役にたって全てが
繋がっていますね。
生かされている事を感じました。
以上が、タイ田舎生活の自然信仰
で知る、日本の精神の経験談
でした。
まとめ
八百万の神を祀る考え方が
タイ田舎生活の自然信仰の
共通点から日本の精神を
思い出しました。
日本からタイまでは
相当な距離があります。
この距離の観念も実は、
おかしいのかも、知れませんね。
世界はどんどんと、
縮まって来ているようですね。
人の意識が距離と時間を縮め
バラバラになった意識が、
もとに戻ろうとしているようです
私が死んだら、タイの田舎の土に
散骨され、お世話になったタイの
自然の肥やしになりますよ。
それまで、家族とタイの自然を
楽しみます。
タイに来て良かったな~
と思いました。
最後まで、お読み頂き
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